「電話で診察」してくれる病院が増えたらいいなと思っています。私たちが利用する総合病院の小児科では、夜間と休日は電話で相談を受け付けてくれていました。(残念ながら、ここの病院では現在サービスを中止しています。)子どもの様態が急変し、このまま一晩様子を見るべきか、今すぐ救急病院へ連れて行くべきか迷ったときに、何度かこの電話サービスを利用しました。
電話で相談すると、「今自宅ですぐにできること」をアドバイスされ、「救急処置が必要かどうか」を判断する目安を指導してくれました。医師と話すことで、相談者は冷静さを取り戻し、落ち着いて行動できるという利点がありました。ここでの電話診察料は、次回病院へかかったときに、請求が加算されるという仕組みでした。
このシステムを多くの病院が採用するには、運営上の問題やコストの課題が出てくるのかもしれません。また、電話上での診察が不十分であった場合、責任問題を未然に防ぐ策も必要だと思います。勿論、一番よいのは直接診ていただく事だと思います。しかし、医療サービスの選択肢が増えて、電話診察後の連携システムがうまくできれば、日本の医療現場で広く活用していけるのではないでしょうか。直接会う場合の3分は短くても、電話で会話する3分は、もっと有効に使えるように思うのです。既にインターネットを使って医師に相談するサービスなども行われていますが、その場で回答を得られるという点から、電話診察の可能性を、多くの病院で考えていただきたいと願っています。